国民民主党は議席7から28に伸ばし、玉木雄一郎代表は与野党からラブコールを受ける存在となった。玉木代表は「自民党だけではなく、立憲民主党・維新、それぞれ幹事長や国対委員長がいろいろなコンタクト、情報交換をしていると報告を受けている」と話した。さらに注目されるのは、来月11日に召集する方向で調整されている特別国会。ここで総理大臣指名選挙が行われる。政権維持に意欲を示す石破総理だが、玉木代表は「『石破茂』とも書かない。『野田佳彦』とも書かない。『玉木雄一郎』と書く」と話している。自民党は国民民主党に対し、政策ごとの連携を検討しているという。国民民主党との協力で、体制を立て直したい考え。玉木代表は「新しい政策決定、意思決定のルールが模索される時代に入ったという認識が必要。新しいルールメイキングに国民民主党が果たす役割は大きいし、果たしていかなければいけないと思っている」と語った。石破政権の命運を握るキーパーソン・玉木代表をめぐり、水面下の駆け引きが本格化している。
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