今日の国会、新年度予算案の年度内成立を目指す中、政府与党が新たな動きを見せた。自民党安倍派の裏金問題を巡り、安住予算委員長は今日、元会計責任者から「参考人招致に応じる方向で調整したい」との回答があったと明らかにした。更に国会では今日、新年度予算の成立に向け、石破総理がある決断をする考えを示した。新年度予算案の衆院通過のデッドラインが迫る中、日本維新の会の前原共同代表は、予算案に賛成する条件の一つとする高校授業料の無償化を石破総理に迫った。石破総理は公立高校を所得制限を設けず無償化に向け新年度予算案を修正する考えを示した上で、私立高校についても全国平均45万7000円をベースとして、支援する考えを示した。その後、3党の政策責任者が会談。来年4月以降の私立高校への支給額について、具体的な金額は決まらず、継続協議となった。新年度予算案の衆院通過のデッドラインが迫る中、与野党の攻防が山場を迎えている。
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