高校授業料の無償化などを巡る自民・公明両党と日本維新の会の交渉が大詰めを迎えている。国会記者会館から中継。3党は政調会長会談を午前、午後と行うハイペースで調整を進めている。今週中に維新から今年度予算案に賛成する確約を得たい与党側の思惑も見えるが、維新の態度は硬くなりつつある。3党は合意内容の確認文書をまとめる作業に入っているが、今日午前の協議で維新は、与党案に対する独自の文書案を示した。前原共同代表は水面下で自民党の小野寺政調会長と会談しつつ、維新の会合では合意文書の重要性を強調した。日本維新の会・前原共同代表のコメント「われわれの納得する合意文書でなければ、最終的に反対に回ってもいい」。3党の協議は午後5時過ぎから再び行われる。予算案の採決までに政治資金問題での参考人聴取が行われるかどうかが焦点となる。党内からは「主張を簡単に下ろすべきではない」との意見もある。維新は去年12月に執行部が代わったばかりで、安易に賛成を決めれば旧執行部に近い議員の反発も予想され、一度は広がった賛成ムードにブレーキがかかっている状況。
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