火曜、新年度予算案が衆院を通過。野党で唯一賛成したのが日本維新の会。与党は維新が求める高校授業料無償化などを反映し政府の当初予算案を修正。更には3400億円余りが減額される異例のものとなった。当初予算案が減額されるのは70年ぶり。予算案が国会で修正されるのは29年ぶり。採決後、総理が維新に挨拶。予算案が参議院に送られると法案の一部、高額療養費自己負担額の上限引き上げに批判が相次いだ。政府は今年8月から段階的に患者の負担額の上限を引き上げる方針を示してきた。年収300万円の人の場合、現在の限度額は月5万7600円だが2027年には8万円近くまで上がることになる。これに与党からも反対の声が相次ぐ。自民党議員からは夏の参議院選挙を意識した発言も。更に昨日、がん患者団体が総理に面会。上限引き上げに反対する13万を超える署名などを手渡した。全国がん患者団体連合会・天野慎介理事長は「いったん立ち止まって命のために再検討をお願いしたい」と述べた。石破総理は自己負担額上限引き上げ凍結と決断。新年度予算案の再修正が行われる場合参議院で修正されたのち、衆議院に戻され修正部分について同意を得る必要がある。 年度内の予算案成立は。
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