きょう審議入りする年金法案。きのう国会では、年金改革法案をめぐり、野党が自民党を追及した。法案では、少子高齢化で厳しくなる年金財政の改善などを目指し、パート労働者などの厚生年金への加入拡大を柱としている。削除されたのは、約30年で3割目減りする基礎年金を補うために、厚生年金の積立金を活用する案。野党は、就職氷河期世代を含む40~50代が非正規労働などで厚生年金の加入が短いため、最も影響を受けると批判している。少数与党として法案を成立させるには、野党側からの理解を得る必要がある石破総理だが、野党からは、いまの政府案では到底賛成できない、年金制度をもっと充実させられるような改革にすべきだなどの声があがった。吉永は、就職氷河期世代など、国民年金だけの人は、6万円を切る手取りになる、その点を今後どうするのか、それが改革の肝だった、それがなくては意味のない改革になるなどと話した。
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