「報道ステーション」に出演した日本維新の会・吉村洋文代表は国会議員の数を減らすことを訴えた。この7時間前、自民党と日本維新の会が2日連続で政策協議に臨んでいた。維新側は連立の条件として「社会保障改革」や「副首都構想」など12項目を提示したが、「食品消費税の2年間ゼロ」「企業団体献金の廃止」については折り合いがつかなかった。中でもネックになっているのは「企業団体献金の廃止」。自民党関係者は「自民党にとっては最大の活動資源で、そこを廃止しろというのは自民党を潰すという話だ」、維新党内は「まずは自民が維新の主張をどこまでのみ、きちんと履行できるかを見極めないと」と話した。維新側が求める条件は公明党より厳しいもの。公明は企業団体献金を政党本部と都道府県組織に限定する案だったが、維新は廃止。きのう、吉村代表は「自民党は透明化を掲げている。ここには溝があると思っているが、何らかの形で1歩でも2歩でも進めたいと思っている」と述べた。自民党は臨時の役員会で今後の対応を高市総裁と鈴木幹事長に一任することを決めた。高市氏は参政党・神谷宗幣代表も訪問し、総理指名での協力を呼びかけた。自民、維新、参政がまとまれば過半数を超える。自民と維新の協議はきょうも行われる。
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