アメリカトランプ大統領は「日本はアメリカ車を買ってくれない」と不満をぶちまけている。一方で独自の魅力に惹かれるファンも存在する。埼玉県深谷市にあるアメ車専門の販売店では、30台以上の個性的な車体が訪れた客を出迎える。日本は輸入車に高い関税をかけているわけではないが、新車販売台数に占めるアメ車の割合は約0.3%(JAIA/自販連/全軽自協)。燃費が悪い、壊れやすい、日本の道には大きすぎるなどのイメージ(金子賢司FP事務所によると)を持っている人も多いアメ車。イメージはどこまで正しいのか。ワイテック・福田社長は「現行車になるとほとんど違いはない」などと述べた。最近のモデルは車体の大きさが日本車とそれほど変わらないほか、左ハンドルという違いはあるが、メーターの配置などは同じだという。ワイテックは1950年~70年代のクラシックカーを中心に販売している。半世紀以上も前の車が今も力強く走っていることがアメ車のタフさを物語っているという。しかし、購入するときや修理するときにはコストや時間がかかるなど一定の不便さはある。それでも強みをアピールできれば日本でもっと普及する可能性がある。福田社長は一番の魅力について「デカくて派手で目立つ」などとコメントした。