1985年8月12日、お盆の帰省客などを乗せた日本航空のジャンボ機が群馬県上野村の山中に墜落し国内の航空機事故では最も多い520人が犠牲になった。事故から39年のきょう、上野村では墜落現場の御巣鷹の尾根に向けて慰霊の登山が行われ遺族や関係者が亡くなった人の墓標などに花を手向けたり線香を供えたりした。きょう慰霊の登山に訪れた人は午後4時の時点で68家族230人で去年より42人減った。午後6時からは墜落現場の山のふもとにある慰霊の園で遺族や地元の人、それに日本航空の関係者などおよそ160人が参列して追悼慰霊式が行われている。式では参列者が墜落時刻の午後6時56分に黙とうをして犠牲者を追悼するとともに悲惨な事故が二度と起きないように空の安全を祈ることにしている。