ペルーで行われているAPEC首脳会議に出席している石破総理大臣は、米国・バイデン大統領と会談。各国首脳の間では、トランプ次期大統領の存在感が高まっている。APECでは、バイデン大統領の退任が迫り影響力を失っているため、中国とのトップ会談が大きな焦点の1つに。石破総理が中国・習近平国家主席と会談するのは初めて。日本産水産物の輸入再開時期について具体的な回答が引き出せるか外交手腕が問われる。石破総理は出発前、「問題について率直な意見交換をしていきたい」と意気込みを語っていた。きょう未明にはバイデン大統領との首脳会談も行われた。北朝鮮が核実験やさらなるミサイル発射について、日本製鉄によるUSスチール買収問題について議論したとみられる。会談直後には、韓国・ユン大統領も交えて、日米韓首脳会議が立て続けに行われた。石破総理は「様々な分野で連携を緊密にしたい」、バイデン大統領は「どんな問題でも一緒に取り組んでいく」と述べた。北朝鮮によるロシアへの派兵について強い懸念を示したうえで、トランプ政権に移行しても事務局を設置する方針を打ち出した。石破総理は20日に米国に立ちよって、トランプ次期大統領と面会を打診しているが、調整は難航。
米国・トランプ氏は陣営の祝賀会で、大統領選後初めて外国首脳との会談を行った。トランプ次期大統領は「Make Argentina great again（アルゼンチンを再び偉大に）」と述べた。一番乗りとなったのは、トランプ次期大統領を崇拝し、過激な言動から「アルゼンチンのトランプ」と呼ばれているアルゼンチン・ミレイ大統領。 インドネシア・プラボウォ大統領は、直接会いたいとアピールするためか、トランプ次期大統領との電話会談の様子をSNSに動画で投稿。トランプ次期大統領のもとに殺到している各国首脳からの会談要求。トランプ次期大統領側は「全ての国の大使館に説明している状況」としている。トランプ次期大統領が面会を断る理由に挙げるほど力を入れているとみられる人事。FBIなどを管理する司法長官への起用が発表されたのは、売春や薬物疑惑のあるマット・ゲーツ氏。さらにNo．2の司法副長官には、トランプ次期大統領が起訴された不倫口止め料裁判で主任弁護士を務めたトッド・ブランチ氏を指名すると発表。本に警戒感を示す人物の養殖への起用も発表された。CIAなどの情報機関を統括する国家情報長官に抜擢されたトゥルシー・ギャバード氏。