日本産のいちごのさらなる販路拡大につなげようというイベントが香港で開かれた。JETRO(日本貿易振興機構)などが香港で開き、現地の消費者も参加した。会場には栃木県の「とちあいか」、福岡県の「あまおう」などのブランドいちごが用意され訪れた人たちが食べ比べていた。日本産のいちごの海外への輸出額は去年は54億円あまり。香港は全体の約7割を占める重要な市場になっている。香港政府は果物や野菜などについて福島からの輸入を停止、栃木、茨城、群馬、千葉の4県についても、放射性物質の検査証明書などの提出を求める規制を続けている。