業務が始まったのは鹿児島・霧島市 福山町の福山郵便局近くにある県漁業協同組合支所の敷地。福山郵便局は今年8月上旬の記録的大雨で唯一の出入り口となっている橋が壊れるなどして使えなくなっていて、日本郵便九州支社がトラックの手配を進めていた。トラックの荷台にはカウンターが設置され、福山郵便局の局員が応対し切手の購入、郵便物の差し出しができるほか、ATMものせられていて、貯金の預入や払い戻しなどが行える。一方で国際郵便や保険の取扱、切手を貼らずに別料金を収める郵便などはできないという。トラックを利用した業務は平日午前10時~午後3時まで行われ、日本郵便では福山郵便局の復旧状況などを見ながらいつまで続けるのか検討したいとしている。