海外駐在員だった鈴木。父の命令で1974年に帰国した。その頃鈴与はオイルショックを発端に創業初の赤字に。このピンチに鈴木は覚悟を決める。帰国から3年後に36歳で社長に就任し、一大決意で取り組んだのは分社化。当時稼ぎ頭だったのはエネルギーなどを扱う販売部門。全体の80%を占めていた。その裏で物流部門は伸び悩んでいた。分社化に反対する声もあったが10年もの歳月を経て販売部門を鈴与商事として分社化。稼ぎ頭を失った本社の物流部門もそこから奮起して改革を断行。物流の枠を越えたサービスを生み出し売上をのばした。
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