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「日本金型工業会」 のテレビ露出情報

「下請け」という用語の変更を10年以上、国に訴え続けてきた業界団体がある。全国の金型メーカーで作る日本金型工業会の山中雅仁会長は、対等な用語を採用することの意義を強調し「これは非常にシンボリックな話だと思う。上下というのはよくないと思うし、そこからの脱却をしていくことが大事かなと思っている」と述べた。団体が取り引き先と対等な関係を築くために提案しているのが「パートナー」などの用語。「上下関係があるとネゴシエーション(交渉)がしづらいというのはあったと思う。一緒になって客とものづくりをして新たな価値を創造していく、日本のものづくりをしていこうということが求められるのではないかと思う」と述べた。下請け体質からの脱却を図ろうという中小企業もある。石川県かほく市に本社がある創業70年余りの繊維メーカーが強みとしているのは、目に見えないほど細い糸。これまでは主に大手アパレルメーカー向けに生地を生産してきたが、素材の魅力を広く知ってもらおうと今取り組んでいるのが、みずから服を製造して販売まで手がける事業。消費者の声をじかに聞くことでニーズに合った商品の開発につながっているということで、直近の売り上げは5年前より2割増えた。

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