日銀が発表した3月の短観は景気「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた指数が大企業・製造業でプラス11となり、前回調査を2ポイント下回って4期ぶり悪化。ダイハツ工業が認証不正問題で生産を停止したことを受け、関連する業種に幅広く影響が出た。一方で大企業・非製造業の指数はプラス34と8期連続改善で約33年ぶりの高水準となった。訪日外国人の旺盛な消費を受け、小売り・宿泊・飲食サービスが好調だった。
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