先週発表されたアメリカの消費者物価指数は3.4%と上昇率が3か月ぶりに前の月を下回り利下げ時期が早まるのではないかとの観測が広まっている。クラフト氏はこのデータを見る限り利下げは近くないと思う、マーケットも金融政策頼みではなくて違うところを見ていかなくてはいけないと述べた。新浪氏は金利を下げていかないとアメリカの経済は持たない状況にあるのではないか、ただアメリカは需要がありドルが下がっていくことはないと述べた。清水氏はアメリカが今後どう利下げをしていくか、日本がどのように利上げできるのかで金利差がどれくらい縮小するかがポイントだが、日本は利上げをするにしても小さいのでアメリカの金利がどう下がるのかがより注目されていると述べた。早川氏は利下げのタイミングは今年の終わり頃ではないかと述べた。為替介入について清水氏は為替介入だけで今のドル円相場の円安局面を転換させることは無理、あくまで一時的なものだとみんなが知っておくべきと述べた。早川氏はここ2〜3年上手には介入しているが流れが大きく変わることは期待しないほうがよいと述べた。クラフト氏は過度な動きを抑制する意味では2年前と今回の介入は効果的だと思う、成果が出るまで日本政府は効果的な介入を打っていくと思うと述べた。新浪氏は日銀に対しての政府のメッセージと述べた。