経済部・日銀担当・渡邊翔キャップの解説。新紙幣は一気に置き換わるのではなく当面は今の紙幣と混在して使われる。20年前に今の紙幣が発行された際には1年でおよそ6割が入れ替わった。新紙幣の発行理由は偽造を防ぐため。世界初の3Dホログラムなど最新の防止技術が盛り込まれた。日本のキャッシュレス決済比率は4割まで上昇。しかし、先進国の中ではまだまだ現金の使用率が高く、現金のニーズは高い。大手金融機関の幹部は「若い人の間で現金への関心が下がっている」と話している。国としても通貨をデジタル化していくことを本格的に考えていくことなどのきっかけにはなると述べた。