東京外国為替市場は為替を巡る日米の要人の発言を背景に円高が進み、円相場は一時およそ1か月ぶりの水準となる1ドル155円台まで値上がりした。米国のメディアのインタビューでトランプ前大統領がドル高円安を懸念する発言をしたと報じられたことや、河野デジタル大臣が日銀の利上げの必要性に言及したと伝えられたことを受けてドルを売って円を買う動きが強まった。米国のFRB連邦準備制度理事会の高官が、利下げが正当化される時期が近づいていると発言したことも円高ドル安が進む要因となっている。
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