愛宕さんは利上げについて、「9月という見通しで変えていない。7月は最近経済指標を見るとGDP、消費家計調査、機械受注みんなどれ見ても下振れている。日銀は今回国債買い入れ減額の具体的な計画を決める。6兆円程度ということで国債の買い入れ額ずっと改良を続けてきたがこれをマーケットでは3兆円ぐらいに2年ぐらいかけて減らすんじゃないかと見られている。そもそもどこまで減らしていくのが適切なのかバランスシートのあるべき姿みたいな話が全く出てこないのでそれがないとなかなか評価もしづらい感じ」と話した。イングランド銀行減額の考え方を紹介し、「順番がまず負債サイドから。非常に中央銀行としては常識的な適切な考え方だと思う。今回3兆円になるというのは何となくモデレーターの感じで見られているが、実は財政再建ちゃんとやりましょうというふうな大きな議論の一つである。そこも改めて考えなければいけない」などと話した。