荒い値動きが続く日経平均株価は、きょう午前の取引で一時800円以上大幅に値下がりした。昨日のニューヨーク市場で主要な株価指数が下がり、取引開始直後から半導体関連株などを中心に売り注文が広がった一方、日銀がきょう公表した先週の会合の主な意見では、個人消費の弱さに触れる発言もあり、市場では“追加の利上げは当面ないだろう”との見方が拡大したことなどで下げ幅は急速に縮小した。午前は58円の値上がりで3万5148円で取引を終え、当分の間は不安定な値動きが続きそう。
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