武田さんの経済視点は「G」で、「Government(政府)のG。消費はC、投資はI、政府支出はG。自民党総裁選もあるので今後の経済成長を占う意味でも今後の経済政策について注目したい。1.短期的には景気に配慮した拡張的な財政をしていくことは共通している。どのような分野に重点的に取り組むのかに注目。2.財政の健全化。金利は上昇していく。先に税収が増えて後から金利上昇。財政が後で急激に悪化することがある。その点の配慮が十分にあるかどうか。3.日銀に対するプレッシャー。利上げをどう考えているのか。日銀の独立性が維持できるのか」などと話した。糸島さんの経済視点は「戻り売り」で、「円安が不透明になる中で3つの要因がある。1.米国の景気の先行き。2.地政学的リスク。3.米国大統領選挙の行方。投資家は3つの要因がどちらに行ってもいいような投資戦略を立てる。業種や銘柄も変わる。押し目買いではなく戻り売り。金融資産を保全する。守りのポートフォリオをつくる」と述べた。