きのう埼玉県・深谷市役所に展示されていたのは新1万円札。そこに書かれていたのは「1番」。この1番の新一万円札を熱望していたのが深谷市の小島市長。先月の新紙幣発行当日に日本銀行に直談判しようとしたが、振り分けられたのは「A6」だった。そんな深谷市に今月7日、福岡市の男性から1番の新1万円札が寄贈されたという。この嬉しいニュースに市長は「いよいよ深谷市に『000001番』の新札が届きました。深谷に縁もゆかりも無い人から『1番の数字が手に入ったから寄贈したい』という申し出をいただいて届いたという形」と話した。記号は「AA」ではないことを聞くと「もう記号はいいや。こうやって1番を手に入れたので深谷市に贈ってくれる。その厚意が、気持ちが嬉しいね」と話した。