バルタリサーチの花生浩介さんのドル円予想レンジは149.00円~151.00円。花生さんは「トランプ次期大統領当選後ドル高が進んでいることは事実でw.対円では下落しています。アメリカ10年債利回りは、大統領選当日と比較して現在は若干ながら低下しています。ドル円とアメリカ金利は整合的な動きで、為替市場ではドル高より、ヨーロッパ通貨安が進んでいるというのが正しい表現です。市場はインフレ再燃を警戒していて、FRBの今後1年間の利下げ幅予想は約1%まで縮小、ECBの利下げ幅はこれを上回る1.5%くらいの予想ですが、日銀は、1%に向け着実な利上げが見込まれていて、為替市場が改めて金利差に焦点を当てることは合理的な動きです。ドル高が進むかは未知数ですが、円安は進みにくくなっている。年末に向けてはマイルドな円高がメインシナリオだと思います」などと話した。