門間さんは「世界経済をアメリカとそれ以外、製造業と非製造業の4区分に分けるとアメリカ対その他世界ではアメリカが圧倒的に強い。製造業対非製造業では非製造業が優位。これは高金利の影響と製造業はコロナの時の盛り上がった反動や中国との競争、自動車がEVとの壁にぶち当たっているなどいろいろな要因がある」などと話し、また「FRBもいつまでも利下げしないというのは微妙。PMIの中に雇用や物価など細かい指標があるのでそのへんも注目されている」などと話した。西原さんはCPIについて「特にサービス価格の動向に注目している。国内の動向をより明確に反映するので賃金と物価の好循環が本当に進んでいるのかというところはサービス価格を見ていく必要がある。外食がインフレ減速が続いている。1番大きい通信・教育娯楽関連でもインフレ減速している。賃上げに伴って無理なく上昇していくところが非常に重要になってくる」などと話した。