日銀は先週の金融政策決定会合で追加の利上げを決め、政策金利を17年ぶりの水準となる0.5%程度に引き上げた。氷見野副総裁はきょうの講演で、今後の金融政策に関して、今後も見通しどおりに経済物価が推移すれば、さらなる利上げを検討する考えを示した。大手銀行の間では、普通預金の金利の引き上げを決める動きが相次ぐ一方、今後は住宅ローンの変動金利や企業への融資の金利も上昇すると予想され、金利のある世界が個人消費や企業の投資にどう影響するかが焦点となる。
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