藤代宏一さんがスタジオで解説。日経平均予想レンジ:3万7500円〜3万7900円。先週からの戻りが続くかが注目。権利確定を狙った買いが下支えされると期待される。注目ポイントは3年連続の賃上げが誘う「貯蓄から消費」。今年の春闘は、ベア相当分で見ると3.8%と非常に強い結果。3年連続の賃上げがほぼ確実な情勢。将来にはまだ懐疑的。注目は家計。特に30代以下の若い世帯は消費を増やさない。経済学の考え方に従えば、消費者は一時的な所得増加では貯蓄を優先し、消費に回すことはしないが、遠い将来まで所得増加続くと考えれば初めて支出を増やす。今年から貯蓄から消費の流れが始まるか期待。3年連続の賃上げで個人消費加速すると、予想EPSの増加ペースは加速する可能性がある。海外市場で成功を収める銘柄が株価指数のけん引役だったが、アメリカ関税の脅威もあり、内部株に注目が集まり、株価上昇のけん引役になることも期待と株価について語った。