大橋さんは長期金利の動きについて「けっこう象徴的な動きだと思うが、金利が上がってきたひとつの理由に日銀が利上げを加速するのではという期待が出てきたが、日銀が利上げできる条件のひとつにアメリカ経済が堅調であることが大事。日本がインフレでその背景にあるのは外需がしっかりしている側面もあるし、アメリカが堅調だからドル円も堅調で円安になったこともある。でもアメリカが調子悪くなり円安になって日本株が不調になればそれでも日銀は利上げをするのか。昨日のようにアメリカの景気がイマイチという話になれば金利は下がるのは当然だと思う。もともとこんなに金利が上がるとは思っていない。」などと述べた。大川さんは脱炭素の枠組みのほころびについて「どういった意図で脱退しているのか詳しくは分からないが、世界的にやっていたところが製造業の景気悪化とともに排ガス法にシフトしたり、トランプ政権が脱炭素から逆の方向へ動いているところなので、ここから再生可能エネルギーなどの株価はどうなっていくのか岐路に立たされている印象。ただ冷静に考えると時代の流れとしては不可逆的なものだと思っているので、いま仮に株価が安くなっているのなら、中長期的な視点で成長をとっていけるのではないかと考えるのが自然だと思う。」などと述べた。