岡崎さんのプロの眼。テーマは「日本の個人消費 本格回復に3つの希望」で、「引き続き物価高が厳しい状況は変わっていない。消費も加速感が出てこないのが現状。直近のクレジットカード消費額を見ると、コロナ後に落ち込んだあと、回復はしてきたが2025年に入って5月前半くらいから横ばいになってきた。今年は猛暑もあるので、夏場は消費の出方を強めるという可能性も出てきたかな。半年くらい先行きを考えると希望もあるのでは」と話し、その希望として「実質賃金のマイナス幅縮小」、「節約志向の緩和」、「政策による消費刺激」を挙げ、今後想定される物価高対策は「ガソリンの暫定税率」、「与党が掲げた給付」、「野党が掲げた給付・各種減税」ではと予想。岡崎さんは「自民党・公明党による1人2万円あたりの給付金は選挙結果を踏まえると、不透明なところがあるが当然これも景気浮揚効果がある。野党といっても色々な政策があるので、どうやって協議していくかになるが、給付金・税額控除などが議論されているが、税制の変更があるので今年度中というより来年度に入ってからになるのでは」と話した。