きょうの為替相場の見通しを聞いた。きょうのドル円予想レンジは147~148円。注目ポイントはドル安へのブレーキ。先週の雇用統計を受けドルの先安感が強くなっているが、このままドル安が進むとは考えにくい。具体的には利下げが織り込み済みであること、悪い金利上昇のひとつ、タームプレミアム拡大に歯止めがかかったことによる、ドルの信認回復などをあげた。また米市場の期待インフレ率の上昇から、長期金利上昇の可能性がある。最後は日銀の利上げが難しくなる状況から、当面ドルは上値は重いと考えられるが、次第に下げ絞る局面に移行していく可能性が高いと分析。