剱崎仁さんは「政治が日銀の金融政策にどこまで影響するかというのは常にある議論。日銀はすでにこの6月の会合で7月の会合において今後1、2年の具体的な国債減額計画を決定すると発表している。市場への影響を考えると国債の減額計画の発表と利上げ、これを同時に行うというのはそもそも難しいのではないかという考え方がある。私自身は7月の利上げは政治の影響は別にしてもそもそも難しいのではないかと思っている。減額計画は市場の想定の3兆円2年後という数字よりもより低くなるという可能性もあるのではないかと思っている」と話した。松本史雄さんは「企業にとって安定的な株主じゃなくて株価を意識する、株のリターンを意識する投資家が増えているという意味では積極的に上場企業が株価を意識した経営をしていかなきゃいけない。それは当然株主によってもプラス。一方で必ずしも個人投資家の株の買い越し額が大きくプラスになっているわけではないというのが今の現状。株主数は増えているが株主比率で見ると個人は実は上がってきていないところにつながっている」などと述べた。