茨城・日立市は地元の大手電機メーカーと包括連携協定を結び、将来的な高齢者や通勤者などの移動手段として自動走行する乗り物の導入を目指している。きょうは実証実験を行うとともに、地域の人たちに関心を深めてもらおうと自動走行する乗り物や電動アシストがついた乗り物などを試乗体験できる催しが開かれた。このうち、幅約2メートルのベンチ型の乗り物はセンサーで障害物などを避けながら時速約3キロで自動走行する。日立市などは乗った感想や乗り物を導入してほしい場所などについてのアンケートを行ない、今後の交通施策に生かして行きたいとしている。