クアッドの外相会合は、ASEANの一連の外相会議が開かれているフィリピンで行われた。会合では、海洋安全保障や経済安全保障など4つの分野を中心に意見が交わされ、自由で開かれたインド太平洋の実現のために具体的な協力を着実に推進していくことを確認した。また中国による海洋進出を念頭に、東シナ海や南シナ海を含むインド太平洋地域の情勢について認識を共有し、茂木大臣は、力による現状変更の試みに強く反対する考えを強調するとともに、重要鉱物をはじめとする輸出規制に深刻な懸念を示した。そして4人の外相は「インド太平洋の海洋領域における平和と安定が地域の安全と繁栄を支えている」などと記したASEANとの協力に関する成果文書を発表した。
