DICAS(日米防衛産業協力取得維持整備定期協議)は、4月の首脳会談で新設が決まった協議の枠組み。初めての会合がおととい、防衛装備庁・深沢長官や米国・ラプランテ国防次官らが参加して防衛省で開かれ、きのうは両国の防衛関連企業10社ほどを交えた会合などもあった。今回のDICASで日米両政府は、ミサイルの共同生産や米軍の艦艇と航空機の共同維持整備、サプライチェーンの強靱化の4つの分野について、具体化に向けた作業部会を設置することで合意した。きょう艦艇に関する作業部会を開き、日本の民間施設での整備促進を協議する見通し。