きのうの日経平均株価は、前日の終値から95円値を上げて寄り付くと、直後には4万1100円をつけ、取引時間中の史上最高値を約3か月ぶりに更新した。その後は一進一退。前日より1円安い4万912円で取引を終えた。連日最高値を更新が続いているが、経済同友会・新浪剛史代表幹事は「株価に実態経済がおいついていない」と苦言を呈し「株高とGDP(国内総生産)を支える消費のギャップ。大変なギャップがある。実体経済を重視してやっていかなければ、株高も継続しない」と語った。株高を維持するためには、企業の新陳代謝促進や人材の流動化、規制改革などを進めるべきと強調した。