日経CNBC・曽根純恵、平野憲一が解説。ナスダックが連日で最高値を更新するなど米国株がそろって上昇しけさの日経平均500円を超える上昇で始まった。値がさハイテク株のほかディフェンシブ関連、好決算銘柄の一角などが買われ一時上げ幅が600円に迫った。その後米国株先物の下落などもありやや上げ幅を縮めている。NYダウは429ドル高と3日ぶりの反発。ナスダックは218ポイント高で7日連続で史上最高値更新。S&P500も56ポイント高と初めて5600台に乗せて6日連続史上最高値。9日のパウエルFRB議長の上院議会証言は上値を抑えたがこの日の下院議会証言は金融緩和に前向きだと受け止められ上値を突き抜けた。TSMCの6月の売上高が堅調だったことを受けて米国・エヌビディアの2.7%高など半導体関連に買いが入った。5月の卸売在庫は前月比+0.6%と4月の0.2%を上回った。前年同月比は−0.5%。6月卸売売上高も前月比+0.4%と4月の0.2%を上回った。対内証券売買契約・財務省ベース外国人は6037億円の買い越し。