志田憲太郎さん(山和証券)がきょうの株の見通しについて見解を話した。日経平均の予想レンジは38600円~39000円。アメリカが中国への先端半導体などの輸出規制を発表した。日本とオランダは規制から除外されていることなどから、半導体関連を中心に買いが先行しそう。注目ポイントは「日経平均の高値更新はいつか」。7月に最高値をつけており、今年中は高値更新は厳しい。長期目線で見ると、2年程度のスパンで再び上昇する傾向にある。EPS・PER別の水準試算では、今のレンジは適正。PERが高まれば日経平均の上昇もあるが、ROE8.6%継続を前提に試算からみても、直近の高値更新は厳しく、やはり2年ほどはかかりそう。