値を下げて始まったきのうの日経平均株価。下げ幅は一時300円に迫った。しかし、上昇に転じた場面もあり、終値は前の日よりも110円安い3万9459円だった。マネックス証券の広木は「値上がり銘柄数が900を超えているから半分以上が実は上がっている。業種別に見ても19業種が上昇しているので朝方こそEUやメキシコに対する関税の悪いニュースで売られたが、その後は持ち直している」と話した。きのう取引時間中にトランプ大統領が「日本が交渉の方針を急速に変えている」と発言。市場では日米間の関税交渉が進展しているとの見方が広まり、一時株価が上昇に転じたとみられる。