早稲田大学ビジネススクール教授の長内厚さんの解説。産業用ロボットでは日本が現在も強い国際競争力を持っている。日本はロボット使う製造現場も多いが製造分野でも強く、現在世界シェアの半分を占めている。機械工学のメカニクスと電子工学のエレクトロニクスが融合したメカトロニクスは今日さらにITや制御の技術も融合してロボットが作られているが日本には技術を融合して組み合わせるということが巧みでロボットづくりに生かされている。すり合わせが必ずしも効率的ではなく欧米では完全独立の分業がベースに組み合わせをする傾向があるが日本は様々な部署が協力し干渉しながらも巧みに調整するすり合わせして物を作るのが得意、効率性だけでなく複雑な調整の先のモノづくり外までも日本が世界に誇れる経営の特徴の一つといえるなどとした。