アメリカ大統領選挙が大詰めで罵倒合戦もラストスパート。民主党のハリス副大統領は「トランプは皆の人生を豊かにしてくれる人ではありません」などとのべ、共和党のトランプ前大統領は、立ち上がってカマラにもう十分だと言うんだ、これ以上我慢できない、カマラお前はクビだ!と述べる。今週飛び交ったのが、ごみという言葉。早稲田大学の中林美恵子教授は、バイデン氏も使ってしまったっていうところが痛かった部分だと思うなどと語る。トランプ氏は不法移民が多く入国しているアメリカを「我々はゴミ捨て場だ 世界のゴミ箱のようなものだ」と評した。今週にはトランプ氏を応援するコメディアンがプエルトリコについて「海の真ん中にごみの島がある」と発言。激戦州のペンシルベニア州にはプエルトリコ系の住民が47万人余りいる。民主党に追い風かと思いきやバイデン大統領が「私が目にする唯一のごみは彼(トランプ氏)の支持者たちだ」と発言。トランプ前大統領は、作業着を着てゴミ収集車に乗り込むパフォーマンスも。郵便投票箱では投票用紙が入った100以上の封筒が燃えたと見られている。早稲田大学の中林美恵子教授は、特にトランプ氏が接戦で負けるというようなことがありますと、票の数え直しや訴訟とかっていうものが相当起こってくるだろうと予想される、などと述べた。ホワイトハウス近くのビルでは大統領選で暴動が起こることを恐れて、ガラス窓を木の板で覆う工事を行っていた。投票日まであと3日。