トランプ時期大統領の元側近、スティーブン・バノン氏が実業家のイーロン・マスク氏に対し、大統領就任式までに追放するなどと批判した。バノン氏は2021年1月に起きた連邦議会乱入事件に関連して有罪判決を受け、4ヶ月間収監されていて、出所後に「マスクは真の邪悪な人物だ」などと批判した。背景には外国人労働者に発給される就労ビザがある。イーロン・マスク氏は、アメリカの発展に優秀な外国人が欠かせないと考え、それに対しバロン氏はアメリカ人の雇用が奪われるとして反対している。中林教授は「マスク氏はビックネームですから、このチャンスを逃すことなく、本物のMAGAの考え方をアピールして注目を浴びるという狙いもあったと考えられる」と話した。