岡山県は西日本豪雨で河川の氾濫が相次いだことを受け、堆積した土砂の撤去や川に生えた樹木伐採などの整備を5年前から集中体に進めている。旭川や宇甘川など県が管理する河川のうち優先度が高い119キロの区間については、ことし3月までに整備を終えた。残る対策が必要な区間は3月時点で255キロに及び、県は今年度からの4年間でこのうちの81キロの区間の整備を進めたいとしている。一度整備を終えた区間でも再び土砂堆積や木が生えているところもあることから、県は年に2回以上の見回りを行い必要に応じ早い段階で対策を講じる方針。