唐十郎は昭和15年台東区生まれで父親は教育映画の監督プロデューサーをしていた。幼い頃は無口だった。高校1年生の時に寺山修司さんの作品に衝撃を受け戯曲を寺山修司さんい一方的に送った。その後寺山修司さんに会い薫陶を受け演劇の世界にのめり込んだ。明治大学で演劇を学び1963年劇団を結成した。1967年花園神社で初の紅テント公演を行った。1978年大河ドラマ黄金の日日に出演し看板俳優の根津甚八が人気を集めた。1988年劇団を解散した。平成元年新たな劇団を立ち上げ、平成9年には横浜国立大学の教授に就任。60歳を過ぎても創作意欲は衰えず2003年泥人魚を発表し鶴屋南北戯曲賞等を受賞した。