21日のニューヨーク株式相場は一転して上昇している。トランプ大統領の関税撤回発言を受け、市場には一定の安心感が広がり大幅上昇となっている。個別企業では前日発表の決算の反応で明暗が分かれ、コスト増を警告したネットフリックスが大幅安となった一方、見通しが市場予想を上回ったことが好感されたユナイテッド航空は上昇した。航空大手の去年10-12月期決算は高所得者層を中心とした消費が引き続き業績を牽引していて、堅調な需要環境が確認されている。デルタ航空はエコノミークラスの売上が減少した一方で、高価格帯の座席は9%増と成長している。先行きについてもデルタ航空は「個人と法人需要で好調なスタートを切っている」、ユナイテッド航空も「強いモメンタムが継続している」とコメントしている。金融大手のジェフリーズは肥満症治療薬の普及によって乗客の体重が10%減少した場合には機体重量が2%軽くなり、燃料コストも1.5%削減され、利益を4%押し上げる可能性があるとしている。
