東日本大震災から14年となる11日、東京23区の住宅街や多摩川沿いの河川敷で花火が上がった。打ち上げ場所に選ばれた3カ所の共通点は、地震など災害発生時に避難ができる避難場所。IT大手のLINEヤフーが3月11日を未来の防災を考える日として、この“防災花火”の打ち上げを企画。「花火が美しく見える場所が半径2km以内。避難場所の設置の距離と同じ約2kmということで、花火が美しく見える場所が直感的に避難場所があると理解してもらうために、打ち上げ場所を避難場所にした」LINEヤフーが行った避難場所の理解度に関する調査結果では、日ごろから災害発生に注意を払っていると答えた人は9割近くに上がる一方自宅や会社・学校などに近い避難場所を正確に把握している人は約3割と、多くの人が災害リスクを認識しながら避難先に関する知識は不足しているとされている。避難場所マークをモチーフにしたというオリジナルの花火も打ち上げられる。“震災を風化させず、未来に向けた防災につなげたい”家族、友人、そして自分のために“命を守るすべを知る”。それが未来へとつながる備えになることを忘れてはいけない。
住所: 東京都新宿区霞ヶ丘1-1
URL: http://www.meijijingugaien.jp/
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