新横綱・大の里が きょうの奉納土俵入りを前に、きのう綱打ちが行われた。70人がかりで約2時間かけ長さ4m22cm、重さ7.2kgの綱を完成させた。「初めて綱を締めてみて横綱として実感がわいた瞬間だった」と話した大の里。真新しい綱を締め、雲龍型の土俵入りを練習した。師匠でもある二所ノ関親方も元横綱・稀勢の里の時に雲龍型を披露。雲龍型の特徴は、せり上がる際に右手を広げ、左手を脇腹につけ攻めと守りの姿勢を示していること。二所ノ関親方が直接指導し、大の里は「うれしかった。親方から土俵入りを教えてもらうことはひとつ、この部屋に入った時からの夢だった」と語った。奉納土俵入りはきょう午後3時から東京・明治神宮で行われる予定で「せっかくなら皆の前でやりたい、晴れることを願ってる」と話した。
住所: 東京都渋谷区代々木神園町1-1