開幕戦をきっかけに韓国市場で攻勢をかける日本企業。コスメデコルテシリーズは、去年から大谷選手を美容液の広告に起用している。今回開幕戦と同時期に始めたのは、美容液の購入者に大谷選手のプリントサイン入りのグッズプレゼント。さらにソウルの明洞や江南などで、大谷選手の広告を大々的に展開。コーセーは去年アジアでの売り上げが大幅に減少する中、大谷選手の知名度で販売の巻き返しを図りたい考えである。こうした中コーセーは日本の表参道でも122枚ののぼり広告を展開。さらに期間限定のポップアップストアもオープン。店内は大谷選手のロッカールームをイメージし、バットやヘルメットなどが飾られている。大谷選手が広告塔を努める美容液は8250円からと決して安くはないが、CMに起用した去年の国内売り上げは前年比で6割増えている。