「景気ウォッチャー」について吉崎さんは「毎月月末に調査して翌月上旬に発表されるんですが、2月のデータがめちゃくちゃ悪かった。2月が45.6。45まで下がることはめったにない。3月はどうなるか。関税の分はまだ入り込んでいないんですが、一応春闘が上々の反応だったというあたりは捉えていると思う。最近は景気ウォッチャー調査のコメントで良い話はほとんどがインバウンド絡みのものばかり。3月は桜も咲くので入ってくると思うが、ちょっと4月以降はインバウンドが減るんじゃないですかね。そのへんがちょっと心配」などとコメントした。
「国際収支」について棚瀬さんは「今回は2月の数字ですし、国際収支自体を受けて為替が動くということは滅多にない。ただ、為替を見る上では各種フローが重要で、3種類のフローがある。経常収支と金融収支は国際収支統計に乗っかってくる部分なので注目の必要がある。もちろん注目はトランプ関税の影響が出てくる3月以降の数字。そこで関税の影響がダイレクトに出るのは経常収支の中の貿易収支ですが、対米輸出がどこまで減るのかなどが注目されるが、規模という観点では金融収支の対外証券投資・直接投資あたりが大きい」などと話した。
「国際収支」について棚瀬さんは「今回は2月の数字ですし、国際収支自体を受けて為替が動くということは滅多にない。ただ、為替を見る上では各種フローが重要で、3種類のフローがある。経常収支と金融収支は国際収支統計に乗っかってくる部分なので注目の必要がある。もちろん注目はトランプ関税の影響が出てくる3月以降の数字。そこで関税の影響がダイレクトに出るのは経常収支の中の貿易収支ですが、対米輸出がどこまで減るのかなどが注目されるが、規模という観点では金融収支の対外証券投資・直接投資あたりが大きい」などと話した。