「べにふうき」は季節や摘む時期によっても味が変わる。温かいほうがいいが水出しが人気。べにふうきはミルクティーにしても美味しい。「春摘みべにふうき」は6月中旬からカジハラ公式オンラインショップで発売予定。去年1月、東京・練馬区に「和紅茶専門店 SANKODO」がオープンした。先月30日にアサヒ飲料から発売されたのが「CRAFT 和紅茶 無糖ストレート・173円」。国産茶葉を100%使用しており、茶葉の甘さと香りのバランスが良いとのこと。今年3月に発売された「高千穂牧場和紅茶オ・レ 173円」は鹿児島県産和紅茶を100%使用しており、鹿児島県産特有の甘く華やかな香りが特徴。和紅茶の生産地数は増えており、15年で約10倍となっている。去年からは都道府県の全てで紅茶が作られるようになっている。茨城で180年前から緑茶を作り続けている老舗「吉田茶園」は2012年から「いずみ」という品種で和紅茶づくりを始め、海外からバイヤーも買付に来るほど注目されているそう。特徴は渋みが少なく甘みのある和紅茶。緑茶の香りが鼻に抜ける良さが楽しめる。根岸さんは今後の和紅茶について「いま円安でいろいろなところで苦しまされているが、海外でものを売っていくにはチャンス。日本の飲食店で緑茶だとただで出すのが当たり前になっているが、和紅茶だと有料になるので、そういったかたちで広まっていけばいいなと思う。」などと話した。