歌舞伎役者の尾上右近に対し、林家正蔵は歌舞伎NEXT「朧の森に棲む鬼」、「ライオン・キング：ムファサ」の吹替版も観たと明かした。尾上は3歳の時、曽祖父の映像作品を観て、歌舞伎というものを初めて知ったという。強烈な憧憬を抱いてきた演目が「春興鏡獅子」で、尾上は語ろうと思ったら、一夜を費やせるという。歌舞伎の先輩からの稽古、指導は臓腑の一部をもらい受けるようなもので、尾上は「先輩に先立たれても、その内臓は俺の中にあって、ずっと生き続ける。寂しくもないし、何も変わらないと思います」と語った。