先月21日、東京・昭島市の飲食店で高齢女性が食べ物を喉に詰まらせ意識を失っていた際、「Live119」を活用し、人命救助した拓殖大学第一高校の宮田めいさんと田中杏奈さんに感謝状が贈られた。東京消防庁がそのやりとりを公開。「Live119」は通報者がスマートフォンのカメラで現場映像を消防の指令室に送るシステムで、救急車が到着するまでの間、現場の映像を確認した指令員が応急処置などを具体的に指示する。高校生2人は飲食店にいたところ、食べ物を喉に詰まらせた高齢女性に「救急車を呼んでください」とお願いされ119番通報。現場と指令室が「Live119」で映像を共有して、指令室の指示で応急処置。応急処置の間違いも指摘できた。その後、救急車が到着するまで処置を続け、女性は一命を取り留めた。