カンヌ国際映画祭は1946年から開催。最高賞のパルム・ドールには、日本作品ではこれまで5作品が受賞している。最優秀主演男優賞には柳楽優弥さん・役所広司さんが受賞している。カンヌ国際映画祭について伊藤さんは「カンヌはアート作品に特に力を入れているので世界の映画人が狙う」などと話した。
今年の日本作品はコンペティション部門の「ルノワール」、ある視点部門の「遠い山なみの光」などがある。この他の作品について伊藤さんは「『国宝』は吉沢亮さんと横浜流星さんが歌舞伎の女形を演じたことで話題になっている。『見はらし世代』の団塚唯我監督は最年少でのノミネートでしかも初の長編作品。また人気ゲームを映画化した「8番出口」なども注目」などと話した。
映画「遠い山なみの光」について。原作はカズオ・イシグロさんの初の長編作品。戦後間もない長崎が主な舞台で、1980年代のイギリスももう1つの舞台となっている。広瀬すずさんと二階堂ふみさんが全くタイプの違う女性を演じ、戦後の日本で生き抜くための考えの違いを描きながら、戦争が人々にどんな影響を与えているのかも映し出されている。広瀬さんは作品について「台本をどう解釈すればいいのか難しかった。でも完成を観たら当時の女性たちが抱えていたもの・見えていたものがある意味違和感として伝わるんじゃないかって思った」などと話した。
今年の日本作品はコンペティション部門の「ルノワール」、ある視点部門の「遠い山なみの光」などがある。この他の作品について伊藤さんは「『国宝』は吉沢亮さんと横浜流星さんが歌舞伎の女形を演じたことで話題になっている。『見はらし世代』の団塚唯我監督は最年少でのノミネートでしかも初の長編作品。また人気ゲームを映画化した「8番出口」なども注目」などと話した。
映画「遠い山なみの光」について。原作はカズオ・イシグロさんの初の長編作品。戦後間もない長崎が主な舞台で、1980年代のイギリスももう1つの舞台となっている。広瀬すずさんと二階堂ふみさんが全くタイプの違う女性を演じ、戦後の日本で生き抜くための考えの違いを描きながら、戦争が人々にどんな影響を与えているのかも映し出されている。広瀬さんは作品について「台本をどう解釈すればいいのか難しかった。でも完成を観たら当時の女性たちが抱えていたもの・見えていたものがある意味違和感として伝わるんじゃないかって思った」などと話した。